Bose QuietControl 30を申し訳無いながらも返品した

12月に購入した、Bose QuietControl 30を悩んだ果てに返品しました。

今までの環境

通勤時間が往復3時間くらいなので、主に電車の中でイヤホンを使用しています。 MDR-NWBT20Nというというイヤホンを、ケーブルが切れるたびに買い換え、3年程度使用していました。一日3時間で月60時間、年間で720時間過ごす電車内を少しでも快適にするために、QuietControl 30を購入しました。

QC30のインプレッション

ノイズキャンセリング性能について

MDR-NWBT20Nと比べると、レベルが違いすぎました。 MDR-NWBT20Nがスッという感じとするならば、QC30はスゥゥゥゥッっと無音の世界が訪れます。（逆にわかりづらい）

また、QC30は専用のアプリを使う事で、ノイズキャンセリング機能の強弱を設定できます。感覚値で恐縮なのですが、このアプリで2割から3割くらいを指定した程度が、MDR-NWBT20Nの性能かなと思います。

音質について

iphone+BT環境であり、最近メインで聞いているのがGoogle play musicであるため、十分すぎる音質でした。

バッテリー持ち

通勤の行き帰り＋帰りに寄り道程度であれば、電池持ちは十分です。一日ずっと鳴らしておくような使い方でなければ恐らく問題は無いはずです。

なぜ返品したか

特に決め手があったわけではありません。下記に記載するようなことが積もり、申し訳無いと思いながらも返品させていただきました。

イヤーピースが合わなかった

これが一番の決め手です。 QC30は、独特の耳に引っかけるようなイヤーピースの形状をしています。自分の耳の形状がメーカーの想定よりも浅いのか、付属した3つの大きさすべて装着していて違和感があり、外れやすかったです。今までBOSEのイヤホンを使ったことが無い方で購入される場合、一度試着されることをお勧めします（地方だとなかなか厳しいですが･･･）。

ノイズキャンセリングの強弱の位置を、アプリが記憶してくれなかった

イヤホンの電源をつけるたび、ノイズキャンセリングの強度が最強になる仕組みでした。会社を出て電車に乗るまでは人混みの中を歩くのですが、その際にはノイズキャンセリングは余り強く無い方がよく、帰路につくたびに毎回アプリケーションを起動するか、イヤホンで強度を設定するのが面倒になってしまいました。

USB充電端子の蓋が、簡単に壊れそうで不安だった

いや、ホントこじつけで申し訳無いと思うのですが・・・充電するためのUSB端子の蓋の部分が、外しにくい割りに細いゴムの構造になっていて、簡単に外れそうな感じなのです。実際、すぐに外れてしまった方もいらっしゃるようです。外れてしまうと、見た目上かっこ悪いし、売りづらくなることを気にしてしまいました。

Sonyの競合機種が気になってしまった

2017年10月に、SonyからWI-1000XというQC30の直接の競合機種がでています。電気屋に視聴機種が置いてあったので、QC30と聞き比べたのですが、WI-1000Xの方が自分は音質的に好みでした。ただ、ホントに好みが分かれると思います。強いて言えばSonyのほうが低音重視、Boseのほうがフラットな感じでした。

また、WI-1000Xはイヤーピースが標準的な形をしているので、現在使っているCOMPLYのイヤーピースが使えるため、イヤーピースの問題も無さそうです。なお、ノイズキャンセリング性能はどちらもほとんど変わらなかったのでは無いかと思います。

あとは、いわゆるシュアがけ（耳の上にケーブルを通す装着方法）もできました。